【アウトバス剤、スタイリング剤の違いについて】

 

近年の濡れ髪ブームに相まって、アウトバスやスタイリング剤でも様々な商品登場してます。

いまいち使い方がわからない、どんな髪型に合うのかなど、購入をためらっている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回はアウトバス&スタイリング剤の種類別の説明から、KILLAで販売してる商品の特徴や比較も含めて解説しようと思います!

購入を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね(^o^)

 

ヘアオイルは「大きく分けると2つ」


意外と知らないこの2つとは「トリートメントオイル」と「スタイリングオイル」です。

この2つの違いが分からず間違った使い方をすると、ヘアオイル本来の狙った効果が出せません!

説明すると、

トリートメントオイルは「乾くオイル」で、

スタイリングオイルは「乾かないオイル」です

 

 

トリートメントオイルとは?


他の言い方をするとアウトバストリートメントオイルとも言います。

「アウトバス」とは名前の通り、お風呂上がりの髪の手入れに使うことを指します。

《主な目的》としては、

乾かす際のドライヤーの熱から髪をまもり、ドライ後のヘアアイロンの熱からもまもるアイテムです。

 

お風呂上がりの髪の状態は水分が20〜30%ある状態で、尚且つキューティクルが開いている状態です。

乾いてキューティクルが閉じた状態でも水分の流出を防ぐことで髪内部の保湿を保ち、しっとり感やツヤ感をキープすることができます。

 

さらにはサブ的な使い方としてスタイリング剤としても使用いただけます。

ただし、冒頭にも説明した通り、トリートメントオイルは「乾くオイル」です。

なのでサラッとした軽いスタイリングなど、艶感よりも指通りを良くする意味合いで使用するとよいでしょう。

 

これまでの人気商品としては「モロッカンオイル」や、「ケラスターゼ」などのトリートメントが有名です。

KILLAで販売してるオリジナルトリートメントオイルも前者のメーカーに引けを取らないほどの内容成分となってます。

モロッカンオイルとほぼ同様のアルガンオイルを主体とした内容成分です。

皆様にもお買い求めしやすいように自社で開発してできた商品になります。

 

《おすすめの商品》

キラトリートメントオイル 100ml / 3300円(税込)

【Amazonで購入する】

特徴

・高級アルガンオイルが主成分

・しっとりまとまる(広がりやすい髪の方)

・バニラの香り

 

 

キラトリートメントオイル ライト 100ml / 3080円(税込)

【Amazonで購入する】

・高級アルガンオイルが主成分

・さらっと軽い仕上がり(ペタッとしやすい髪の方)

・柑橘系の香り

 

どちらもドライ前は熱からの保護、ドライ後につける事で、指通りやUVケアに効果があります。

 

スタイリングオイルとは?


名前の通りスタイリング専用のオイルです。

こちらは使用しているオイルの性質上、「乾かないオイル」ということがポイントです。

 

《主な目的》としては、

乾燥に強いので髪に付けた後もオイルが乾かず、ウェットな質感が保てます。

 

付け心地は「しっとり重い」質感になり、時間が経過してもつけた質感を一日中キープできます◎

仕上がりとしてもウェット質感が簡単に作りやすいので、人気の濡れ髪を簡単にできるスタイリング剤になります。

 

さらにスタイリング専用のオイルは特徴としてベビーオイル同様の[シリコンフリー]で、肌の保湿オイルとしても使うことができます。

 

ただし、乾燥に強い成分なので濡れた髪、乾かす前につけてしまうとベタつきが取れず、なかなか乾かないので注意が必要です。

あとシャンプーもなかなか泡立ちにくいのがデメリットです。

 

人気の先駆けとなった商品こちら↓

①ナプラ N.ポリッシュオイル 150ml / 3740円(税込)

スタイリングオイル人気の先駆けとなった商品。
マンダリンオレンジ&ベルガモットの柑橘系の香り。

 

②トラック オイルNo.3 90ml / 4180円(税込)

N.ポリッシュオイルと同じく、シリコンフリーのオイルで作られたスタイリングオイル。SNSでも「金木犀の香りがいい」など口コミがあるように、No3のシトラスフローラルの香りは金木犀の香りをイメージして作られました。質感は、No1→No3と数字が大きくなるほど重くなります。

どちらもKILLAで販売していた商品で見た事ある方や使ったことも多いかと思われます。

ただしデメリットとしてどちらも時間が経つと《酸化臭》が気になる商品です。

 

そして《酸化臭》というデメリットを解消したのが新商品のこちらになります。

 

【LOA THE OIL】BLANCHE ロアザオイル ブランシュ
100ml / ¥5500(税込)

 

シリコンフリーなのでボディー、ヘアー、ハンド、ネイルケアとして使用できる天然由来のオイルです。

なんと言っても人気の理由は《香り》です!
ブランシュは、イギリスの人気フレグレンスブランドの[JO MALONE ジョーマローン]の1番人気《ENGLISH PEAR & FREESIA》の香りと似てます◎こちらのオイルは時間が経っても酸化臭がせず、つけた時の香りが持続しますので髪の香水としても使えそうですね(^o^)

発売からまだ日は浅いですが、すぐに在庫切れになってしまう程の人気商品です。
是非ご来店時に香りと手触りをお試しください!

 LOA THE OILのホームページはこちら

 

人気商品なのでネットで販売されているものは偽物が多いと言われてます。

当店は正規販売店になりますので安心してご購入いただけます◎

 

 

スタイリング用オイルとしてLOAオイルは《しっとりタイプ》のオイルとなっております。

猫っ毛や軟毛の方には少し重い質感になりがちです。

そんな方にはこちらのオイルがオススメです。

NiNE マルチスタイリング オイル ライト

100ml / 3,740円

フローラルベースの柑橘系の爽やかな香りです。

LOAオイル,NiNEオイルどちらもハンドスキンオイルとして保湿にもお使いいただけます◎

 

 

スタイリングオイルのデメリット


「乾かないオイル」なので、濡れた髪(ドライ前)につけるとベタベタで乾きません。

乾かす前は「トリートメントオイル」

乾いた後は「スタイリングオイル」ということを忘れないようにして下さい。

※重複しますが、さらっとした仕上がり、シャンプーしたいくない(もう寝るだけ)などの場合にはドライ後に「トリートメントオイル」で構いません◎

あくまでもスタイリングする為のオイルとしてお使い下さい。

オイル、クリームとの違い


次にオイルとクリームの違いを解説していきます。

①オイル=そのまま油

油が主成分のヘアアイテムで、髪の水分・油分を補います。潤いを保つ、ツヤを出すといった効果のほか、アイロンやドライヤーなどの熱から髪を保護するはたらきもあります◎
ヘアオイルに使われるオイルには、たくさんの種類があり、どれもオイルという点では同じです。

ですがアウトバス用なのか、スタイリング用なのかなど、特徴はそれぞれ違います。

 

代表的なヘアオイルはこちら↓

●アルガンオイル(植物性)
アルガンとは、数年間雨が降らなくても枯れないといわれている奇跡の樹木。その種の中核部分から抽出する希少なオイルがアルガンオイルです。人間の皮脂成分と似ていて肌への浸透力が高い!傷んだ髪のダメージ回復に効果的です。

●椿オイル(植物性)
ヤブツバキという植物の種子から抽出するオイルです。ドライヤーの熱やカラー剤などの薬液による髪のダメージを防ぐ効ぐといわれています。髪になじみやすくツヤを出す効果が高く、紫外線予防にも。

●ホホバオイル(植物性)
不毛地帯や半砂漠地帯でも育つ植物、ホホバから抽出します。皮脂バランス調整作用、保湿作用、殺菌作用、抗炎症作用などに優れているのが特徴。皮膚への浸透が早いので、ヘッドマーサージで毛穴の汚れを取ったり、抜け毛、フケ、かゆみといった頭皮のあらゆる症状に効果的です。また、育毛的なはたらきも期待できるとされています。

●オリーブオイル(植物性)
オリーブオイルはビタミンEが多く含み、保湿力も高いため、乾燥によるパサつきを防ぐのにいいとされています。広がりがちな髪がしっとり落ち着き、ツヤもUPしますよ。ただし、食用オリーブオイルを使うのはNG。美容オイルと食用オイルとでは、製造、管理などの過程で異なります。また、美容オイルは酸化しやすいので、開封後は早めに使い切ってください。。酸化したオイルは「古い油」のニオイがするのでわかると思います。

●グレープシードオイル(植物性)
ぶどうの種から抽出したオイル。香りがほぼなく、無色で、使い心地もさらっとしていて低刺激。頭皮に潤いを与える効果があるので、頭皮の痒みやフケの改善に。

 

このほか、馬油などの動物性ヘアオイルや、ワセリンなど鉱物性ヘアオイルもありますが、一般的に発売されているヘアオイルは上記の植物性オイルをブレンドした製品が多いです。どのオイルを主成分としているかで特徴が変わってきます。

お客様が自宅でお使いのオイルの裏面をチェックしてるのも良いかもですね(^o^)

 

 

②クリーム=油性成分と水性成分を混ぜて乳化させたもの

そもそもヘアクリームとヘアワックスとの違いも難しいですよね。

簡単に説明すると、2つのカテゴリで分けます。

・ヘアクリームは「アウトバスアイテム」

・ヘアワックスは「スタイリング剤」です。

 

髪の水分バランスによって大きく左右されるのがパーマスタイルです。

パーマは水分が多い状態ほど、カールが出ます。

なのでパーマスタイルの方には髪の水分が逃げにくいヘアクリームや、ヘアミルクを主におすすめさせていただいてます◎

 

《おすすめ商品》

ミルボン エルジューダ エマルジョン+ 120g / 2860円(税込)

・乾かす前につけることで水分バランスを保ち、パーマが出やすくなります。

・スタイリング剤ではないので、固くならず、柔らかい質感や手触り

・ドライ後にスタイリングの仕上げ剤と使用してもOK

 

 

反対にヘアワックスはポリマー成分が構成されているため、セットがある分、ベタつきがあるということで「スタイリング剤」というカテゴリーに分類されるのです。

 

 

濡れ髪=スタイリングオイル、艶巻き髪=バームがおすすめ


【濡れ髪】

主にスタイリングオイルをおすすめします。

ストレート系の髪型でワンカールのナチュラルなスタイルや、外ハネスタイルなど、面を綺麗に見せたい場合に使用すると良いです。

 

《おすすめ商品》

LOA THE OIL BLANCHE ロアザオイル ブランシュ
100ml / ¥4950(税込)

 

キラグロッシージェル 

100g / 3740円(税込)

 

 

【艶巻き髪】

巻いた髪にスタイリングオイルをつけると少しカールが落ちやすい傾向があります。バームはつけても重くなり過ぎないので操作性が良く、巻き髪に適してます。その他ショートヘアや毛流れを重視する方にもバームの方がオイルよりセット力があるので使いやすいと思います。

バーム系は成分の性質上ハンドクリームやリップクリームとしても使用可能で持ち運びやすさも人気な商品です。

《おすすめ商品》

キラバターバーム 50g / 2420円(税込)

 【Amazonで購入する】

柑橘系の爽やかな香りが特徴で、シアバターが主成分でより天然成分に特化しており、リップクリームやハンドクリームにも使える、体に優しいアイテムです。

※商品の口コミはこちら

 

ミルボン ジェミールフラン メルティバターバーム 40g / 2420円

女性が好む甘い香りが特徴の商品です。成分的に化学成分が多少含まれているためリップクリームには使用できませんが、その分伸びが良く扱いやすいです。

 

お好みの香りのタイプで選んでも良いと思います◎

 

ヘアワックスの種類は多く分けて3つ


ワックスは種類によって含まれる成分が違います。油分が多く、髪に艶や潤いを与えるものもあれば、繊維成分を配合して粘り気を強くし、スタイル力をアップさせているものもあります。
「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」などのセット力別にも分けられますが、今回は成分別での特徴をご説明します。

 

①ファイバーワックス

ファイバーとは「繊維」という意味で、繊維のように伸びる成分が配合されています。手に取ったときに糸を引くほど粘り気があり、ツヤ感と程よいセット力が特徴です。毛束をまとめしっかりとセットしたいときに向いています。軽めのスタイリングに仕上げたい時におすすめです。

油分が多いためつけ過ぎは注意が必要です。

 

《おすすめ商品》

 

ミルボン ニゼル テクスチュア クレイ 120g / 2420円(税込)

 

 

②マットワックス

ファイバーワックスとは真逆に、ツヤがなくマットな仕上がりになるワックスのこと。

硬めのテクスチャーでセット力が高い製品が多いので、細い髪や柔らかい髪質の方におすすめ。

強い束感が出にくいため、薄毛の方の自然なボリュームアップのスタイリング剤としておすすめです。

セット力が強い為、洗い流しにくいのがデメリット。

《おすすめ商品》

ステージワークス トゥルーエフェクター(マット) 80g / ¥1,650 (税込)

 

 

③クリームワックス

ファイバーワックスの程よいツヤ感と、マットワックスの強いセット力を足した様な質感です。

メンズワックスの中ではハードワックスに分類され一番売れている商品です。

しっかりとした束感を演出するため、スタイリングもコツが入りますが慣れると万能な商品。

洗い流すのは一番難しいかもしれません。

 

《おすすめ商品》

 

アリミノ ダンスデザインチューナー ロッキンムーブ 80g / 1980円(税込)

 

グリースとジェルの違い


グリースとジェルの特徴はどちらも水溶性というところです。

髪が濡れているようなウェット感、ツヤ感を出せるのが特徴です。

見た目の印象をガラッと変える効果があるスタイリング剤です。

どちらも水溶性ということで水に溶けやすい性質のとこからシャンプーで簡単に落とすことができます◎

 

①グリース

トロっとした感触で、ジェルのように固まることもないので、ヘアスタイルが崩れても簡単に直すことができます。メンズでは少し長め髪型のパーマスタイルなどにおすすめです。

《おすすめ商品》

ナカノ モデニカ グリース 4 90g / 1760円(税込)

 

②ジェル

ホールド力が優れていて、一度セットすると崩れにくいので、スポーツや体を動かす作業をする人にもよく愛用されています。ベリーショートやパリッと決めたい髪型におすすめです。

《おすすめ商品》

アリミノ BSスタイリング フリーズキープジェル 200g / 1650円

新しいタイプのトリートメントジェル


人気の濡れ髪や艶髪を作るのにオイルやバターバームをご紹介しましたが、どちらも油分が主体で洗い流しにくいのがデメリットでもありました。

こちらは濡れ髪&艶髪が作れるのは勿論のこと、成分が水溶性できているので、洗い流しも簡単に落とせます◎

 

キラグロッシージェル 100g / 3520円(税込)

【Amazonで購入する】

 

さらには天然の樹脂成分が乾燥した髪に定着し、乾燥した部分には残り続けてくれるおかげで、つける度に乾燥しにくい髪質に改善してくれます。

容器もプッシュ式で簡単に取り出せ、ポンプアップ式で最後まで使い切ることができます♪

店頭やAmazonでもすぐに売り切れになってしまうので、お早めの購入をオススメします◎

※商品の口コミはこちら

 

 

まとめ


今回はアウトバス剤とスタイリング剤についてご紹介させていただきました。

ご自身の髪質や、やりたい髪型によって使うアイテムは変わってきます。

オイルについては目的別に使用しないと本来の効果が得られませんのでご注意下さい。

ケア剤やスタイリング剤は美容室で整えた髪型をさらに輝かせてくれる商品です。

何を使えばよいか分からない方は担当者としっかりご相談してみて下さい(^ ^)//

 

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  • 公開日 2024.1.25
  • 更新日 2024.7.25