【LA発ケラチントリートメントについて】

今回は大人気の髪質改善メニューの《ケラチントリートメント》をご紹介します。

そもそもクセ毛とは?と言う点では【縮毛矯正について】の回でご説明させていただいてますのでよろしければそちらもご覧ください。

 

まず、くせ毛をなおすには?


くせ毛をなおすには、大きく3つあります。

①カットでなおす

→髪の厚みを出すことで、癖が出にくくなります。レイヤーを入れ過ぎるとその分毛先の厚みがなくなるので、基本的には段を入れすぎないスタイルを提案します。

 

②縮毛矯正でなおす

髪の内部にあるたんぱく質の結合を一度切って、熱で真っすぐにした後に再度結合するという仕組みになっています。

施術した箇所は半永久的にストレートヘアを維持できます。

 

③トリートメントでなおす

→ダメージによってスカスカになった髪の内部に栄養を届けて補う効果があります。これにより、乾燥によるうねりやゴワつきを抑え、髪が扱いやすくなります。

ただし、効果は一時的なものであり、繰り返すことで良い状態をキープできます。

髪の内部を埋めることで髪そのものの重さを増すことでクセを目立たせなくさせる方法です。

 

ケラチントリートメントも名前の通り[トリートメントでくせをのばす]の方法の一つになります。

では、他のトリートメントと何が違うのかを紐解いていきましょう。

 

一般的なものはシステムトリートメント


システムトリートメントとは、お客様の髪質や悩みに合わせて複数のトリートメントをカスタマイズし、髪のダメージや悩みを改善するトリートメントです。

毛髪内部に栄養成分を浸透させて補修する効果があり、ホームケアでは難しいサロンならではのケアが魅力です。

 

システムトリートメントの施術の頻度は、1ヶ月程度が一般的です。ただし、髪質やダメージの状態によって異なります。

デメリットとしては、他の施術方法にくらべ効果の持続性が低い点が挙げられます。

効果を持続させるためには施術頻度を高めたり、ホームケアアイテムをセットにすることでより効果が実感できます。

コアミートリートメント、TOKIOトリートメントなどが挙げられます。

 

まずケラチントリートメントとは?


LAで最も定評のあるケラチントリートメントメーカー(ケラコラ)が、日本人の髪質、薬事法に合わせ高品質のトリートメントを開発!
日本初上陸した今もっとも注目のサロントリートメントです。

本場アメリカでは市場価格で300〜500ドルもする超高級トリートメントです。

限られた感度の高いサロンにしか導入されておりません。その為、どこのサロンでもできるトリートメントではないです。

メーカーが選んだエリアで導入店舗数を制限してあるので、他サロンで[ケラチントリートメント]というメニューがあっても同じ商材ということは保証されません。

 

近年、〔ケラチントリートメント]というワードが話題になり、他メーカーでも似た商材が出回ってます。

ケラコラ/KERACOLLAは元々アメリカのメーカーの商材ですが、韓国や日本のメーカーで「ケラチントリートメント」と名乗ったトリートメントがあるようです。

同じトリートメントだと思ってやったお客様から「全然効果がなかった」などというお声もいただいております。

KILLAで取り扱っているケラチントリートメントはケラコラの正規取扱店ですのでご安心して下さい◎

 

ケラチントリートメントの特徴


① 特殊なケラチンを髪の内部と表面に補充し、クセを抑える

私たちの髪の毛の約90%は、タンパク質のケラチンで出来ています。 縮毛やクセ毛の原因は、ケラチン不足、ケラチンの劣化にありました。

そこで髪と同じ成分のケラチンを入れることでウネリ、パサツキ、痛み、クセのある髪質を劇的に改善します!

酸熱トリートメントと違って髪への影響を気にすることがないので、どんな髪の状態でも対応できます◎

もちろん、酸熱トリートメントよりもクセをなおす効果も高いのが特徴です!

※特にブリーチ毛で縮毛矯正を諦めていた方にオススメです!!

 

 

② 色落ちの心配がないのでブリーチを使ったデザインカラーでも同時施術が可能。

近年、全世界でブリーチ系カラーが流行ってる反面、縮毛矯正がかけれなくなって悩んでいる方も増えてます。

ケラチントリートメントは縮毛矯正とは違い、縮毛矯正で使用する還元剤は使わないのでどんなダメージ毛にも施術が可能となります◎

そして1番のメリットは《色落ちが極めて少ない》ということです。

通常ハイトーンやブリーチを使ったカラーは、シャンプーの回数が増えるほど色落ちしてしまいます。

なので従来のシステムトリートメントは3〜5stepで行い、その間にシャンプー工程があるので色落ちが必ずおきます。

さらに酸熱トリートメントなどは使用する酸の影響でほとんど色落ちしてしまいます。

 

ケラチントリートメントはその一番のデメリットを解消した事でデザインカラーを楽しまれている方に好まれています。

ダブルカラーやインナカラー、ハイライトやバレイヤージュなどをやられている方に是非おすすめのメニューです!

③ 蓄積型トリートメントで高い持続性

通常のトリートメントは1ヶ月もすればほとんどの成分は無くなります。

しかし、このLAケラチントリートメントは100%中の2〜5%は髪内部に留まり続ける蓄積型になってます。

なので、熱に強く、熱を好む髪質の状態がキープされることでより良い仕上がりを手に入れることができます。

もちろん、やればやるほどその効果が増すので繰り返しの施術が可能になります◎

《熱を好む髪質に改善するトリートメント》という表現でご理解ください。

 

④ 毎日のヘアアイロンでのスタイリングで効果倍増

このケラチントリートメンはさらに熱処理することで特殊なケラチンタンパク質が膨張&活性化され、さらにトリートメントの効果が高まります。

通常ならダメージの原因になりうるヘアアイロンでのスタイリングが、「アイロンでスタイリングした方が髪に良い◎」という形になります。

例えるなら、熱を加えたケラチントリートメントは水を加えた乾燥ワカメと同じ状態です↓

しっかり大きくなったケラチンが髪内部を埋めることで、ハリのある髪、癖が抑えられた状態が保てます。

 

⑤ 白髪染めをされてる方にもおすすめ

ケラチントリートメントは白髪染めをされてるミセス世代の方にもおすすめです。

白髪染めは通常のヘアカラーよりもダメージが倍近くかかるのはご存じですか?

さらに頻繁に白髪染めをすると急激に乾燥が進み、その乾燥によってうねりやパサつきといった癖毛につながる状態に近づきます。

肌と同様に年齢によっても髪内部の水分バランスは低下し、乾燥したようなダメージ状態になってしまいます。

 

しかし、ケラチントリートメントはダメージしていればしているほど効果が高まるのがメリットです★

なので年齢によって変化した髪や、白髪染めをやられている方にもオススメのメニューとなります。

 

ケラチントリートメントの施術プロセス


STEP1 毛髪診断・シャンプー

カウンセリングを行いながら毛髪診断、KERACOLLA PRO TREATMENT専用のシャンプーで髪を洗っていきます。

髪に付着しているシリコンや油分を除去する為10分放置します。カラーと同時施術の場合は、普段サロンでお使いのシャンプーでカラー流し後、STEP1から工程通りに施術します。

 

STEP2 ケラチントリートメントを塗布

濡れた髪にKERACOLLA PRO TREATMENTを塗布していきます。

KERACOLLA PRO TREATMENTは、水鳥の羽毛から抽出したナノケラチンなので髪の中に深く浸透します。

 

STEP3 フルドライ後ストレートアイロンによりケラチンを定着させる

ケラコラ独自処方の特殊なケラチン成分に熱が加わる事で、髪の内部でケラチンが膨潤する特性を生かし、

自然なハリとコシ、ツヤ、シルクのような柔らかい最高の手触りを生み出します。

 

施術後、48時間は濡らさないように!!


ケラチントリートメントは最初の熱反応が1番効果の高い状態(ケラチンが大きく膨らむ)になります。

なるべくその状態をキープすることで、よりケラチンが髪内部に定着し、持続性が良くなります。

48時間はあくまでも推奨ですが、なるべくお風呂でも髪を濡らさないようにご注意下さい。

 

 

縮毛矯正、酸性ストレート、酸熱トリートメントの特徴


[縮毛矯正の場合]

《アルカリ》《還元剤》この2つが作用し、髪の構造を変えることで半永久的に癖を伸ばして いきます。

施術時間が長く、不自然なストーレートヘアになり新しく伸びてきた髪との境目が目立ってしまいます。 ナチュラルな毛流れが損なわれるため、似合うカットデザインも限られてしまいます。ブリーチしている髪には基本的にNGとなります。

 

[酸性ストレートの場合]

すでにストレートの履歴が人や、何かしらカラーやパーマで《アルカリ》の作用が効いている髪に対して《還元剤》の力で広がる癖を伸ばしますメニューです。

しっかり伸ばす力はありませんが、柔らかい質感にチェンジできます。

ハイライトなど、ブリーチが入った髪には効果的です。

 

[酸熱トリートメントの場合]

行程としてはケラチントリートメントに近く、特殊な酸を髪内部に入れ、熱処理によってその酸が新しい結合を生み、髪を強く補強します。

ただし、色落ちがある、臭いが残る、癖がそんなに伸びない、などといったデメリットがあります。

 

 

ケラチントリートメントのデメリット


① 痛んでいない髪には適さない

効果が最大限に発揮されるのはあくまでもダメージヘアにアプローチする場合に限られます。

カラー履歴もなく、黒髪で元々の癖毛をのばすには逆に[縮毛矯正]の方が適してるかもしれません。

 

② パーマの同時施術は不可(おすすめしない)

せっかくかかったパーマがケラチントリートメントの効果でパーマのかかりが弱くなる可能性があります。

※パーマヘアの場合、通常のシステムトリートメントが適している場合がございますので担当者とご相談下さい。

 

効果の実感としては1ヶ月以上は保てます。

 

まとめ


ダメージもなく、クセをのばす夢のようなメニューに思われますが、ケラチントリートメントが合う髪の状態の方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。

決して安いメニューではないので、しっかり担当スタイリストと相談してオーダーして下さいね◎

 

【髪質改善LAケラチントリートメント】

通常料金 14,300円(税込)

※ロング料金別途+2200円(税込)

 

 

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  • 公開日 2024.10.2
  • 更新日 2024.10.4