今回は人気メニューのハイトーンを作る[ダブルカラー&トリプルカラー]について解説していきます◎
だけどブリーチって髪が傷まないか心配……。
そうお悩みの女性も多いのでは(^o^)?
そこで今回は、ダブルカラーのメリットやデメリット、自宅でのヘアケア方法、KILLA独自のこだわりについてもなどお伝えします!
そもそも日本人はなぜ黒髪が多いの?
実は、これにはちゃんとした理由があるんです!
髪の毛の色はメラニンと呼ばれる色素の量で決まります。
肌の色にも関係してくるメラニンは、多いと黒く、少ないと白く(薄く)なります。
このメラニンは紫外線を防ぐ効果を持っています。
紫外線を浴びれば浴びるほど、防御反応として、メラニンが発生します。
つまり、日本人の髪の毛は黒が多いのは紫外線を防ぐために進化した結果なのです!!
ロシアや北欧の外国人は特に白い肌に金髪のイメージがあります。
これは日光量が少ないので、メラニンを増やす必要がないことが理由にあげられます。
ブリーチの特徴とヘアカラー、ダブルカラーとの違い
■①ブリーチ
ブリーチとは、メラニン色素や染料などの“髪の色素を抜くこと”。外国人のように発色のいい“ハイトーンカラー”を実現したい場合には、脱色力が強いブリーチを使い、髪の中に含まれるメラニンや髪内部に残留している染料を抜く必要がある。
■②ヘアカラー
通常のヘアカラーは、アルカリカラーと呼ばれ、ファッションカラーや白髪染めのグレイカラーがこれにあたる。髪のメラニン色素を分解し、髪内部へ染色させることで髪色を変えることはできるものの、色素を抜くことができない点がブリーチとは大きく違うポイント。ハイトーンの髪色は、ヘアカラーのみで実現することは難しい。
■③ダブルカラー
ダブルカラーとはその名の通り2段階で行うカラーリングのことです。
まず髪を①ブリーチ(脱色)し、そのあと②ヘアカラー(染色)する事でしっかりメラニンを脱くことが濁りのない、発色の良い透明感溢れるヘアカラーに仕上がるのが魅力です。
希望色にするには何レベルまで脱色する必要があるのかを知る
ブリーチをすればどんなカラーにもできるという訳ではありません。
髪質によっては脱色しやすい髪、脱色しにくい髪があります。
下記の画像はあくまでも目安ですが。
1回のブリーチで18レベルまで明るくなる髪質もあれば、
1回のブリーチで16レベルしか明るくならない髪質もあります。
仕上がりのイメージを担当者に伝えたら、どれくらいのレベルまで脱色すればいいのかを確認しましょう。
↑上の画像はブリーチで18レベルまでトーンアップした状態です。
ここからベース色を見極めて、上からのせるカラー剤を選定&配合していきます。
メラニンは脱色されるとオレンジ〜イエローの暖色系の脱け方をします。
なので反対の寒色系のカラーほど、しっかりと脱色する必要があります。
ダブルカラーのメリットは?
ダブルカラーは黒髪やブラウンヘアでは絶対に出すことのできない透明感や発色のいいヘアカラーを楽しむことができるが最大の特徴です!
①透明感のあるハイトーンカラー
ミルクティーベージュやピンクベージュなど、人気の透明感カラーが出来上がります◎
トレンド感あふれる外国人風の印象を手に入れることができます。
ベージュ系で仕上げることで次回カラーも色が入れやすいのでおすすめのカラーです。
②発色のよいカラー
地毛の色にあまり左右されずに発色させることができます。 何といっても発色が良く、カラーによっては色の抜け方も素敵に。
髪の色素を抜いていくと、黒髪から茶髪、金髪のように、次第に髪色が薄くなっていくため、おのずとヘアカラー本来の色味が出やすくなるのです。
《色落ちの豆知識》
ピンク系→色落ちはベージュ系、
ブルー系→色落ちはシルバー系になりますよ(^o^)/
③ 黒染めした髪も明るくすることが可能
黒染めした髪を再度明るくすることも可能です◎
ただし、黒染めした髪をブリーチすると必ずムラが出ます。その場合は再度ムラを無くすブリーチが必要となる為、トリプルカラーになります。
④白髪染めを明るくする
白髪染めも黒染め同様に濃い染料なので脱染が必要です。しかし白髪染めの年齢層的には自然な茶髪を好まれる方が多いです。
この場合は<脱染剤>というブリーチとは異なる染料だけを取り除く薬剤を使用します。
ブリーチで脱染するよりもダメージが少なく済みます。
ブリーチのデメリットは?
①髪を傷めるリスクが高い
ブリーチ最大のデメリットは、髪が傷むこと。 どうしても髪に負担がかかってしまいます。
ブリーチはアルカリ剤を使用し、髪の中のメラニン色素を分解して色を抜きます。
そのため髪に負担がかかり、乾燥したり、痩せた髪になってしまうのです。
②皮膚の弱い人は頭皮のダメージにも注意
脱色する時の薬剤が、皮膚にしみてしまう人もいます。なるべくしみないように、KILLAでは直接頭皮にはつけないような塗布の施術を行なっております。
普段全くしみない人でも頭皮の状態によってはしみる方がいらっしゃいます。
頭皮を保護するオイルスプレーや、保護クリームなど最大限にしみない様にケアさせていただいております。
③カラーの色落ちが早い
髪が痛んできていると、ヘアカラーが定着しづらくなり、色持ちが悪くなってしまいます。
色落ちを計算してカラーを強めに入れてもらったり、自宅ではカラーシャンプーを使用しするなど、毎日のヘアケアを入念にしましょう♪
④パーマ&縮毛矯正がかけれなくなる
意外と知られてないのがブリーチ後のパーマや縮毛矯正(ストレートパーマ)が基本的には不可になること。
簡単に言うと、パーマ系の施術は髪の芯の部分を変形させる施術です。
ただし、ブリーチを行うと中の芯の部分がスカスカになるので、パーマをかけれる箇所が無い状態になります。
使用する薬剤にもよりますが、ブリーチした状態でパーマや縮毛矯正をすると逆に癖が強くなったり、何よりハイダメージに繋がるので、事前に担当者としっかりご相談下さい。
ケアブリーチで最小限のダメージに抑える
[ケアブリーチ]は、ブリーチの中にケア剤を入れることで髪のダメージをカットし、傷みにくい形で脱色をすることができるメニューです。
ブリーチであることには変わりないので、髪への影響を完全に取り除くことはできませんが、思っているよりもはるかに低ダメージでブリーチができます。
・ブリーチでのダメージ軽減
・色持ちしやすくなる
・手触りが良くなる
綺麗なカラーに仕上げることと、綺麗なカラーを長く楽しんでもらう為にも是非追加してもらいたいメニューです◎
※ケアブリーチ 料金 2200円(税込)
ブリーチ&カラーした後のケア
①カラーシャンプーを使う
せっかくブリーチしたんだから綺麗な色を長く保ちたいですよね!
そんな時はカラーシャンプーがおすすめです◎
カラーシャンプーには染料が配合されており、染料の色素を髪に浸透・定着させることでヘアカラーの色持ちを良くしてくれます。
色持ちを良くしてくれる他に、洗い流す前に数分置くことでブリーチしたハイトーンの髪へ徐々に色素を入れることも可能です。
週に2〜3回の使用をオススメします♪
②低刺激のシャンプーを使う
せっけんシャンプーなど刺激が強めのものは控えましょう。洗浄力が強いものは逆に髪の乾燥やダメージを進めてしまいます。
ちなみにKILLA PRODUCTのシャンプーも低刺激&ノンシリコンシャンプーです◎
③洗い流さないタイプのオイルトリートメントをつけて乾かす
髪が濡れたまま寝るのは絶対NGです。
髪が濡れた状態はキューティクルが開いた状態です。
キューティクルが開いた状態とはキューティクルが剥がれやすい状態でもあります。
濡れた髪が枕やベットで擦れて、キューティクルが剥がれダメージの原因になります。
乾かす際もドライヤーの熱によるダメージを避けるために流さないトリートメントオイル(アウトバストリートメント)をつけましょう◎
④ケラチントリートメントを行う。
[ケラチントリートメントについて]の回でも説明したように、ブリーチをした後はダメージや乾燥で癖が強くなったり、コシが無くなったりします。
ブリーチすると縮毛矯正がかけれなくなるので、その代わりケラチントリートメントが有効的になります◎
髪本来の艶と手触りを復活できますので、是非お試し下さい。
ブリーチなしダブルカラーとトリプルカラーとは?
◆ブリーチなしダブルカラー
「ブリーチまでやりたくないけど、なるべく明るくしたい」
「しっかり赤みを消したグレージュカラーにした」
など、ブリーチを使わずにやるダブルカラーもあります。
そちらに関しては[ブリーチなしダブルカラー]の回を是非ご覧下さい。
◆トリプルカラー
ブリーチを2回行い、限りなくメラニン色素を取り除き、ブロンドヘアやペール系のハイトーンカラーに仕上がります。
その他、黒染め等をしている場合のブリーチは必ずムラが出てきます。
1度目のブリーチでムラ部分をしっかり出して、2度目にそのムラをなおす修正カラー
としてトリプルカラーをご提案する場合もございます。
こちらも詳しくは次回の記事にてご案内させていただきます。
ダブルカラーで作る色別ハイトーン
まとめ
ブリーチすることでのダブルカラーは透明感あふれる髪色に仕上がるだけでなく、シングルでは表現しづらい鮮やかなカラーや、憧れのハイトーンカラーなどにも挑戦できちゃいます。
気になる髪の傷みのためには、しっかり私たちプロにご相談して下さい◎
髪のダメージに配慮して最善のご提案をさせていただきます(^o^)
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